Ubuntu 20.04 LTSのdocker-composeでUniversal Media Serverを動かす
DLNAサーバーであるUniversal Media Server(UMS)をdocker-composeで動かす。
本来はJAVAやFFMpegといった依存関係が多いのだが、dockerイメージを使うととても簡単に動かすことができる。
【公式サイト】
Universal Media Server
■ 手順
- ディレクトリを作成して移動する。(場所はお好みでOK)
mkdir ums cd ums
- docker-compose.ymlを作成する。
vi docker-compose.yml
version: '3.7' services: universalmediaserver: image: universalmediaserver/ums:latest container_name: ums network_mode: host environment: - UMS_PROFILE=/profile - JAVA_TOOL_OPTIONS=-XX:+IgnoreUnrecognizedVMOptions volumes: - "./profile:/profile" - "/mnt/media/movie:/media:ro" restart: always
mediaボリュームは環境に合わせる。例ではホストのマウント先を設定している。
【2022/06/05】起動しなくなっていたので環境変数にIgnoreUnrecognizedVMOptionsを追加した。
- 起動する。
docker-compose up -d
- UMS.confにメディアフォルダを設定する。
vi profile\UMS.conf
folders=/media network_interface=ens160
network_interfaceはUMSをリッスンするインタフェース(ホスト)を指定する。
- UMSを再起動する。
docker-compose stop docker-compose up -d
これだけでSONYのBRAVIAやPS等で動画を再生することができる。
DLNAクライアントで接続先を手動設定する場合は、ホスト名+ポート5001でアクセスできる。