ESXiにパッチを適用する
VMwareのハイパーバイザ、ESXiの更新作業の覚書。
■パッチをダウンロード
製品パッチ
https://my.vmware.com/jp/group/vmware/patch#search
パッチはMy VMwareにログインするとダウンロードできる。
ダウンロードできたら、データストアの任意の位置にアップロードする。
ここでは例として以下のデータストアに置いたものとする。
[datastore_name] _patch/ESXi000-yyyyMMdd.zip
■パッチ適用
WebUIからできる操作については特に解説なし。
- 仮想マシンをすべて停止
- ESXiをメンテナンスモードへ切り替え
- SSHの有効化
- SSHコンソールでログイン
- コマンドでパッチ適用
- メンテナンスモードを終了
- 再起動
コマンドでパッチ適用
シェルにログインしたら以下のコマンドを実行する。
パッチまでのパスはフルパスにしないとエラーになる(ハマった)。
esxcli software sources profile list -d /vmfs/volumes/datastore_name/_patch/ESXi000-yyyyMMdd.zip
これを実行すると以下のようにパッチ内のプロファイル名が出てくる。
VMware Toolsを使う場合は「standard」のほうを使う。
Name Vendor Acceptance Level Creation Time Modification Time ------------------------------- ------------ ---------------- ------------------- ------------------- ESXi-0.0.0-yyyyMMdd001-standard VMware, Inc. PartnerSupported yyyy-MM-ddTHH:mm:ss yyyy-MM-ddTHH:mm:ss ESXi-0.0.0-yyyyMMdd001-no-tools VMware, Inc. PartnerSupported yyyy-MM-ddTHH:mm:ss yyyy-MM-ddTHH:mm:ss
使いたいプロファイルを設定して以下のように実行してしばらく待つと適用完了。
esxcli software profile update -p ESXi-0.0.0-yyyyMMdd001-standard -d /vmfs/volumes/datastore_name/_patch/ESXi000-yyyyMMdd.zip
このくらいならWebUIでできるようにならんもんかねとか思いました。